岡山、広島でクルマを自由に乗れる当たり前を!
「移乗用サイドサポートシート」を紹介します。
選択要素 車いす移乗 トランスボード 乗り降り補助
メルセデスベンツCクラスを
購入されるお客様より
移乗用のサイドサポートシートの
お問い合わせをいただきました
車いすからドライバーシートに
移乗するとき高さ方向のプッシュアップ動作を
行いながら横方向の移動も行わなければなりません
ドライバーシートの端部から
クルマの車枠端部までおよそ21cm
車いすは車枠にピッタリ寄せる事は
できませんので最低でも
この21cmの隙間は埋めたいです
地元のメルセデスベンツディーラー
「YANASE」福山店の試乗車をお借りして計測します
お客様のご希望で移乗用の
サイドサポートシートの高さは
地上より48cm~50cmの範囲内
テーピングした上端と下端が目標の範囲内です
今回インストールする
サイドサポートシートの候補は2種類です
イタリアKIVI社 跳ね上げ式ティップアッププレート
オフィス清水 汎用式折りたたみ式サイドサポートシート
計測時にシートと内装のクリアランスを
計測したところこのモデルのシートエアバックは
シートバックの下端の丸い形状の中に
装着されているようです
ちょうどこの位置にKIVI社製は
跳ね上げ機構の関節部分が収まるので
取り付けたとしてもSRSシートエアバックの
解除か取付け高さが+10cm高くなるので
フィッテイングが無理なようです
そこで以前CLKで装着実績がある
折り畳み式サイドサポートシートで
検討してみました
高さ的にはシートフレームを製作した後からでも
MAX20mm程度はスペーサーで調整できるので
あとは折り畳み格納し、
Drを閉めた時にインナートリムとの接触状況を
確認すれば判断できます
標準の25mmクッションはクリアランス的に
無理があるので-15mm仕様の物を別に製作する
ことで解決できそうです