岡山、広島でクルマを自由に乗れる当たり前を!
「助手席回転シート」という製品を紹介します。
先回「VWフォルクスワーゲン・ポロ助手席回転シートその1」
でお話しした
続きになります。 (^_^)
回転シートのお話しに限ったことではございませんが
お客様のお身体の状況や、使用される環境や背景などを
お聞きするのはより良い結果を導き出すために、
最初の段階で非常に重要なステップです。
「福祉車両」という漠然とした言葉では
説明できない想いをヒトとクルマに補うこと
(・_・;)
ちょっと、考えて下さい
Q、あなたは普段クルマに乗り込むとき体のどこから
一番最初にクルマの中に入っていますか?
これは良く「福祉車両」の話しをするときに
お聞きすることデス
自宅から朝会社に行くとき。。。
ドアを開けて。。。
運転席ならば。。。
一般的にうえのケースなら
右足を軸足にお尻と左足が同時にクルマに入り
そのタイミングで頭が続きます、
そのあと最後に左足かと思います。
助手席の乗り込みの場合
反対の右足になると思います。。。
でもこれはあくまで普段の自分のケースで
クルマの乗り降りに困っている方は
同じとは言えませんね
(´_`。)
答えは複数存在します
仮にお身体の状態が右半身麻痺の方の
場合右足が軸足になる動作は非常に難しく
危険も伴います。
何処かを掴まる場合に
手すりの様なものが必要かもしれません
車いすをご利用の方の場合は
また違ったいろいろな要素が関係しあいます
乗り降りの方法をシュミレーションした場合
その人にとって一番良い手順があるはずです
この一連の動作を「お話し」することで
気付くことができますネ(^_^)
必ずしも乗り降り=回転シートでなければ。。。
にはならないはずです
介助が常に必要な場合では介助者と介護者の関係
身長の高いお父さんを小柄なお母さんが
介助し運転もするケース
自分で運転を再開するために
リハビリを頑張っている方のケース
駐車場から普段の生活空間への経路が
車いすの使用に不便なケース
環境や当事者の想いも大きな要因です。
話しが大きく逸れてしまった感じで
申し訳ありませんが
クルマへのカタチを決めるためには
ここの所は非常に重要です。
だって、「出来上がったけどこれは違うよな~」って
誰も幸せにはなれませんから
次回は「回転座席」をクルマに取り付ける際の
ポイントについてのVW・ポロをケースに
お話ししてみたいと思います。