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「跳ね上げ式左足アクセルペダル」装着のご紹介します。
選択要素 右足義足 右足装具 ドライビングポジション ペダル誤操作
Contents
自動車のアクセルペダルの種類について
普段から何気なく操作している自動車のアクセルペダル
形状と取り付け方法で種類がある事をご存じですか?
自動車のアクセルペダルには二種類あります
ひとつは、 「吊り下げ式ペダル」
もう一つは、「オルガン式ペダル」
吊り下げ式はペダル部位が上から吊り下がる形のものです
オルガン式はペダル部位が床面に固定してあるのが特徴です
オルガン式は外車、特に欧州車によく見られるとともに
国産高級車クラスに採用されています
オルガン式ペダルと吊り下げ式ペダルの違いや特徴は
「マツダ」のクルマ造りのデザインを参照してください
http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/zero_safety/organ/
今回のレクサスGSのアクセルペダルはオルガン式のペダルです
トヨタでは、マークX・クラウンなどにも同様の
オルガン式ペダルを採用しています
ただ、欧州車などの「オルガン式」と異なり
ペダルの踏み込み部位は床から立ち上がっていますが
アクセルペダルの踏み込み信号を検知するアームは
吊り下げ式と同じ構造になっているのが特徴です
ここで、今回の「左足アクセルペダル改造」のご依頼をされた
お客様のご要望を整理しておきます
1、跳ね上げ式 左足アクセルペダル改造希望
2、床置き型左アクセルペダルは既存の遮蔽版が邪魔なので使用し辛い
3、健常者とのカーシエアは必須
何故?跳ね上げ式アクセルペダルを希望なのでしょうか?
左足アクセルペダルを使用するお客様について少しお話をします
左足アクセルペダルをご希望されるケースとして以下の状況が挙げられます
1、脳疾患などにより右下肢に麻痺が残りアクセル/ブレーキの操作が困難な方
2、体幹の障害などで右足によるアクセル/ブレーキの随時操作が困難な方
3、右下肢が義足、若しくは装具使用のためアクセル/ブレーキ操作が困難
4、自動車運転免許証に「左足アクセルペダル」限定条件が記載されている
上記の条件の中に当てはまる方は「左足アクセルペダル」を選択するケースに
なりますが、注意していただきたいのは4番のケースです
自動車運転免許証の【免許の条件】に記載されている場合は必ずこの装置を
使用して運転しないと「条件違反」となります
また、「左足アクセルペダル」の改造施工されたクルマは簡単な操作で取り外し
装置切り替えが出来るようになっていますので
「専用車」で無くカーシエア出来ますのでご安心を
義足・装具を使用する場合の注意点
一般的な「床置き式左足アクセルペダル」の場合
左側のペダルを使用する場合に、誤操作防止のペダルガード(遮蔽板)が
既存の右アクセルペダルの手前に装着されています
義足、装具を使用する場合、右足がこのペダルガードに接触する事を避け
シートポジションを後ろにずらし不自然なポジションで
ステアリングハンドル・ペダル操作をする問題が出てきます
特にシートポジションが低めのセダンやスポーツタイプのクルマでは
右足の自由度が低く窮屈な体勢になる傾向です
跳ね上げ式左足アクセルペダルを使用することで最適なシートポジションを
確保でき左アクセル操作に余裕が生まれドライビングに集中できます
跳ね上げ式アクセルペダル装着の条件
跳ね上げ式アクセルペダルを装着できる車両のマッチングについて
1.吊り下げ式アクセルペダルである
2. トヨタ系にみられるリンクロット式の一部オルガン式アクセル
3. 左アクセルのベース取り付けのスペースが確保可能な事
4.足踏み式パーキングブレーキとの位置関係に問題がない事
5. 既存のフットレストの移設若しくは形状変更が可能な事
外車、特に欧州車に見られる「オルガン式」アクセルペダルの場合
跳ね上げ式アクセルぺダルの装着は出来ません
例外的に電子制御式のオルガン式ペダルに対応する製品もございます
オートアダプト社製フリップアップ製作画像(レクサスGS)
画像には掲載しておりませんが既存の右アクセルセンサーと
左アクセルペダルは特殊なワイヤー(マジックワイヤ)で連結してあります
スウェーデン国オートアダプト社の運転補助装置商標
「menox」の共通機構でスムーズかつナチュラルな操作が特徴です