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航空機写真撮影が趣味の方よりセダンタイプのトランクへの自走式折畳み車いす収納のご相談を頂きました
スバルWRX‐S4への車いすクレーンリフト改造
航空機の撮影が趣味の方より自力で自走式折畳み車いすの改造が出来ないものか？とのご相談を頂きました
車イス収納の定番スウェーデンbraunAbility euro社製「カロリフト４０」のご希望でしたが
お使いのおクルマのトランク開口部と車いす収納スペースに対してのカロリフト４０がマッチングするか？
確認のためご家族の方と一緒にオートフォーラムへご来店いただきました
トランクルームへ車いすが入る動線とクレーンリフトを折りたたむための寸法あわせ
スバルWRX‐S4のトランクはオーソドックスな3BOXタイプ
実車とのマッチングは寸法だけの確認が目的ではありません
装置を取り付けたときに自分で操作が出来るか？
これを手に入れる事で何が実現できるかのイメージを掴む
次のステップに進むうえで大切な工程です
車いす収納のスペース以外にクレーンリフトの収納スペースが必要
お客様のご希望はHPで観たBraunAbility euro社製の「カロリフト４０」です
動画を見て頂けるとお解りになると思いますがクレーンリフトの水平アーム部分の中央が折れ曲がる事で
長いリーチを実現すると同時にコンパクトな格納機能を両立させています（動画はトヨタ２０系プリウス）
しかしながら実際にスバルWRXに車いすを収納後カロリフト４０を格納するとトランクが閉じれない事が判明
これまでの経験値から出来る事を考えてトライすることが必要
問題を整理してみると水平アームの前端にあるモーター１個分の長さがトランク容量から突出しているため
トランクを閉じれない事から水平アーム部分の機能部品を異なる製品に換装する事を提案
換装する製品はイタリア「KIVI社」製のピラーリフト・スリム（VCC205-02）
ピラーリフトVCC205
画像は昇降能力３５ｋｇ仕様
ピラーリフトはイタリア「KIVI」社の車イス収納クレーンで水平アームが二関節仕様で
「カロリフト４０」と比べアームのリーチが短い分コンパクトな収納性を実現しています
今回は軽量タイプの車イスでもありモーター能力が２５ｋｇ仕様のコンパクトなスリム仕様と
カロリフト４０で使用する可倒式支柱を組み合わせたワンオフ制作になりましたが
ナローなスバルWRX‐S4への車いす収納クレーンが完成しました
